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9月16日運命の日

毎年この日になるとわけもなく何かに

いや神様に誰かの為に祈りたい気持ちになります。

今日は高校生就職活動開始の日

大学生と違い高校生は16日から採用試験が始まります。

僕はこの夏、毎日彼らとこの人生初の就職試験(面接)二向けての応援をさせてもらいました。

今更なのですが、大人と違い高校生の就職は非常に狭い枠の中から決められる

7月1日に求人が公開されて、先生から希望の職業を紹介され決めて行く

高校推薦を得られたら8月に会社見学に行く、(推薦を得られない場合もある)

9月に書類を作り16日にGO!

とまあ、簡単に書きましたがわずか3ヶ月の就職活動、大学生とは全く違います。

ここでイニシアチブをとるのは高校・先生なのです。

大きな問題はその先生が民間企業に就職した経験がない方が多い

だから彼らに仕事についての説明が出来ない。

ちまたでいわれるように2011以降、高校生の求人倍率は右肩あがり

これを景気が良くなったからと平気で先生は話す。

でも実情は違います。

合格・内定率は98%と希望すればほとんどの高校生は正社員として採用されます。

ただし仕事を選ばなければ・・・・・

高校生の主な求人の職種は、製造業・建築土木・介護サービス・販売などなど

ではここにIT産業は?事務職は?俳優は?アーティストは?・・・・・ありません。

なので上記の職種の中から選ぶしかないのが現状なのです。

公立高校の95%以上がこの学校推薦制度=採用試験=内定という道筋で決まっています。

が、最初にうけられる企業は一人1企業という制限があります。(ここが厳しい)

現在の高校卒の全体の17%が就職希望であとは大学・専門学校への進路です。

この17%の応援をしているわけですが、希望する方々の就職の理由に

本当は進学したいけれど経済的な理由があり・・・・という方々が年々増えているのも現状です。

こんな中、第一希望の企業に採用されるのはわずか56%二人にひとりなのです。

そうかんがえるとたった3ヶ月で一生の仕事が決められるか?なんです。

ことしも日本各地で災害が多く、熊本や北海道や・岩手の高校生も大変な状況の中

今日を迎えているのですね。現実は待っていてはくれません、

どうか彼らが希望の将来に向けて近づけられるように今は祈るしかありません。

とか考えながら自分自身を良く振り返ると

なんとなく生きて来た目標も特になくレコードばっかり聴いてきた

高校時代を思い返すと。今の高校生が大人に見えます。


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