天国と地獄

１０月が始まりましたが、高校三年生にとってはぼちぼち、採用通知が来ているので結果次第で「天国と地獄」が待っている。人により人生で初の合格・不合格を体験する。（え？高校受験はないの？）・・・公立高校は地方であればあるほど定員割れをおこし生徒数が足りない。よって名前を書けば◎◎なんて高校も・・・・

まあ、とにかく大変です。受かった人はおめでとう！残念な結果になった人は、リベンジ！次がある。この第一希望に受かる確率は４５％なので運もある。

卒業迄には９８％の高校生は何らかの形で就職出来るのが今の我が国の状況である。だから恵まれてはいる。ただし、続けばの話です。そもそも新卒は９月１６日の解禁日まで採用しちゃいけない。一人一社しかうけられない。高校に来る求人票を頼りに探しなさい・・・などなどむちゃくちゃな、方法で就職を決めなきゃならないのも気の毒なお話だ。

家に帰れば親からは「安定してるから、つぶれないから公務員になりなさい」なんて言われ（安定してねえぞ）進路指導室の先生も就職なんてしたことないから（大学卒業したらすぐ先生だもの）「採用試験に向けて一生懸命授業をうけなさい」なんてアドバイスくらい・・・・

地方の高校の求人票をのぞけば、地元の工場やスーパーはわかるが、「サービス業」の欄に「パチンコ屋」（エンターテーメント関係だって）「回転すし」「牛丼や」・・・・・おいおいバイトじゃないんだから。これで本当に「やりたい仕事なんてみつかりますか？」その結果、なんとなーーく大学・専門学校へ進学、そして２年後・４年後また「天国・地獄」に出会う。私も３０数年前やはり、「やりたいことなんてみつからずに」大学へ・・・・・でも本当に感謝してるんですよ。両親にはだってそのときうちは自営業で火の車だったはずなのに稼いだ金を出してくれ大学に行かせてくれましたからね。自分の道を自分で選ぶことが出来ました。さて、天国・地獄に直面している人に聞かれたらこう答えます「自分の好きなことだけやる道を選びましょう」