my old friend annan
4月なると思い出す友人がいる。「アナン」昨年、facebookで再会した。
出会いは2011年4月東南アジアの街だ。
奴はトウクトウクという乗り物の運転手+観光案内だ
だいたい旅先で話しかけて来るやからには注意しろといわれる
が、そのときはその街の土地勘もなくその広さにとても自力じゃ無理と
あきらめていたところ渡りに船・・・・・
ニコニコ笑いながら近づいて来た彼の顔に曇りはなかった
ただ「かもがねぎしょつて日本からきやがった」とおもったろう。
乗り物は意外にも速く走り、舗装されていない道路はかなり揺れた。
いろんな景色・寺・場所をまわり昼ご飯
彼は遠慮していたが無理矢理さそった。「地元の人が良く行く食堂にいきたい」
というリクエストで「one love」というオープンな店に
そこでご飯を食べながらお互いの家族の事、お互いの国の事
3・11の震災の事・原発の事・・・・
片言の英語とタイ語と日本語をチャンプルしながら
思いは通じる。なんか昔からの友人のようだ
ほぼ丸一日つきあわせ、なんかお土産までもらってしまった
駅迄送ってくれ「また会おう」とお別れした。それから数日後
僕の誕生日の日、わざわざ電話をくれたんだ
彼や彼の家族に触れて思う。人種や国境じゃないなあハートだなと
いつだったか洪水被害の写真を魅せてもらったが笑っていた。
一緒にご飯食べてたときも奥さんはニコニコしていた
まさに微笑みの国なんだなあ
僕は日本人だし日本が大好きだ。でも海外を旅すると時々思う
「自分の為の時間の過ごし方」かな。僕はどんなにハードな日々でも
その言葉は使わない「忙しい」・・・・・
のんびりしているアジアの人に出会うとほっとする
駆け込み乗車もなく、信号も横断歩道もなく、いつくるか解らないバスを待ち
時間通りには運転しない電車にのり知らない街の良く笑う人々に会う。
そしてその後、yokoとの旅でも再会し、アナンの美人の奥さんも紹介していただき
誕生日パーティーを開いてもらった。本当に異国の地でこんな素敵な出会いや友人ができる
旅はするもんだなと改めて感じた。
さて、今回の旅のどこかでまたアナンに会えるかな?
まだ僕を案内していない場所が沢山あるだろう?
see you again